第一章 うらがき

 この話で一番書きたかったのはラシュウの正体。
 たぶん、物語が進むにつれて薄々感ずいていた方がいるかもしれませんね。
 実はびっくり神様だったと。しかも風神は彼の娘ですし。
 いろいろと裏設定ありすぎの方々なので、また次回にでも書けたらいいなー……と考え中。いや、書きたいんですけれども。

 そして二つ目、青い石のペンダント。
 伏線にしようとして失敗したぶつですね……。ミーシャの母のフィリアのもの……つまり形見ですね。
 これもまだまだ全てを明かしたわけではないので、徐々にその真の意味を明かしていきたいと思います。
 さらに、【一話】と【四話】に出てきたラスク。まさか! って思った方も多いのでは? ……と勝手に解釈します。
 ラスクと闇で動く奴らに関しては次の話でも出てきます。

 まだ始まったばかりのカルマリオンという世界での物語。この話はミーシャとラシュウ(ホルノス神)、そして風神(レギュラー化?)の話でしたが、第二章からはミーシャ達<風の民>の他に<水の民>ともう一人出てきます。
 そちらでもとある事件がおきます。
 というよりも巻き込まれてしまいます。そんな感じでお楽しみに。


 では、うらがきはうらがきらしくちょっと補足的なものを書いてみます。

 ――プロローグ――
 まんまです。とりあえず主人公たちを仲良く組ませてみました。

 ――【一話】――
 ほのぼのかと思いきや早速問題。ここでの話は後々の伏線のはず。5で風神が初登場。

 ――【二話】――
 タイトルの「VARIABLE」の和訳は変数。数学、解析学において未知の、或いは不定の数・対象を表す文字記号。
 そしてラシュウの過去も少しだけ。

 ――【三話】――
 序盤は少し甘く、終盤に向けてシリアス風味。

 ――【四話】――
 4に意外な人物登場。まさか彼が敵とは……作者の自分も予想外でした。
 勝手に話が進んでいくとてんてこ舞いになりますね。

 ――【終話】――
 タイトルの一部「グランギニョル」は人形劇という意味。そしてミーシャの母も会話の中で登場。
 今後のキーワード的な存在になるかもしれないです。

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<初稿:04/12/??/改稿:07/12/02>